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スタッフPhoto;半水面

2022/08/24    スタッフPhoto

今年に入ってまだ一つも台風が来ていなくて高水温(水面付近30℃)が続いています。
それに伴いサンゴの白化が進んでいて、湾内のポイントは「ほぼ白」になりました。
そして潮通しが良いお気に入りのポイント(樹下美人)のサンゴもパステル色になってきています。

それはそれで綺麗なのですが、白化は白化、、この状態が続くのはサンゴにとって良くありません。
深場の水温は下がってきているので小さめの台風が来てちょこっと海水をかき混ぜてほしいですね。
継続観察しているのでまた報告します。

ゲストさんと一緒に写した半水面の写真です。
珊瑚がある水深が2m位で普通にサンゴに露出を合わせると空が真っ白になり、
空に露出を合わせるとサンゴが暗く写ってしまいます。
なので、空に露出を合わせて写しておいて
水面下のみ露出補正して現像しました。
半水面

カメラ・レンズ Nikon D810 AF-S Fisheye NIKKOR 8-15mm f/3.5-4.5E ED
光源      自然光
データ     F;11  SS;1/125

スタッフPhoto;カエルアンコウの仲間

2022/07/12    スタッフPhoto

先月からスタッフとして頑張ってくれている愛美が湾内ポイントで見つけたカエルアンコウの仲間幼魚です。
1cmほどで可愛かったですよ〜〜。

体から毛のようなものが生えてる、いわゆる「ヘアリーフロッグフィッシュ」というやつです。
毛むくじゃらなので、体に付いた砂粒が落ちていないですね。
ヘアリーフロッグ・・とは俗称で、モジャモジャしたのが生えてるカエルアンコウの仲間は全て「ヘアリーフロッグ・・・」と呼ばれます。 フェアリー(妖精)と思ってる人が多いですが、ヘアリー(毛深い)が正しいですね。

、、でこの子、何カエルアンコウなのか調べてみたのですが、エスカの形状とイリシウムの付け根からボンボリカエルアンコウかTHEカエルアンコウだと思います。
正確には成長を待つしか無いのですが、、残念ながら数日後に旅立ってしまいました。
近くに居ててくれてまた逢えるといいなぁ〜。

カエルアンコウの仲間

撮影者: 多羅尾 拓也
カメラ・レンズ Canon EOS-R5  RF100mm F2.8 L MACRO IS USM
光源      INON-Z330☓2
データ     F;16  SS;1/250  ISO100


スタッフフォト・オヨギイソハゼの興奮色

2021/01/26    スタッフPhoto, ハゼ

湾内のポイントなら大抵の場所にたくさん居るオヨギイソハゼです。
水温が上がり始める今頃からディスプレイの色がとっても綺麗んです。
「どこにでも、、、」ですが、基本湾内のポイントなので、夏場によく潜るエリアではあまり見かけません。

ゲストさんは2匹同時とか、口も開けたのとか、、ずっとすごい写真撮られてますよ〜
冬場エリアでのダイビングはあと2ヶ月ほどですが、お越しの際にはぜひ撮ってみてくださいね。
オヨギイソハゼ(興奮色)

撮影者: 多羅尾 拓也
カメラ・レンズ NikonD810  AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G
光源      INON-S2000☓2
データ     F;10  SS;1/200  ISO100



スタッフPhoto・ダルマハゼ属の一種幼魚

2020/07/27    スタッフPhoto, 石垣島水中生物写真, ハゼ

最近サンゴが復活してきてるんです。
10年程前にオニヒトデと白化現象にコテンパンにやられて・・・
その頃「復活には10年かかるなぁ〜」とか皆で話ししてて。。。
10年って途方もなく先の話だ、、と思っていたのですが、
その10年が経って、 70%くらい回復しました。

それに伴って、サンゴに依存する生物たちも戻ってきて、、嬉しさ2倍なんです♫

そんなサンゴに依存する生物のひとつ、、ダルマハゼ!
、、ではなくダルマハゼ属の一種で、まだ和名が付いていないハゼです。

これはとよみんさんが見つけてくれた「とよみん」と呼んでた子(笑)です。
大き5mmほど。 ここまで小さいとサンゴのポリプも際立って、とても綺麗ですね。
ダルマハゼsp幼魚

カメラ・レンズ NikonD810  AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G
光源      INON-S2000☓2
データ     F;8  SS;1/250  ISO400

フォトギャラリー・アカククリ幼魚

2020/07/07    スタッフPhoto, 石垣島水中生物写真, その他魚

数日前、2本潜って船で休憩してたらライバルガイドさまから電話が入って、アカククリ幼魚居たよ〜って教えてくれました。

祥子もゲストさんも見たことないという事で、「そりゃ見といた方がイイ!」、、と言うことで・・
3本目はそのポイントに潜ったんです。 偶然にも祥子もゲストさんもカメラ持って行ってた上に。。。
さらに偶然が重なり(笑)僕も(^.^)カメラ持って行ってたので、最後に撮らせてもらったんです。

久しぶりに見ましたがかわいかった〜〜。 で、、「ええやろ〜」って話ではなく(^^)
ちゃんと写真のお話です。

この写真、クリックして拡大して見たら分かるのですが、ちょっとノイズが出ています。
ザラッとした感じですね。

この時、しっかり寄って、ちょっと絞って(F13)撮ろうと思ってエントリーしたんです。
、、で、短時間でバシバシ連写したかったので、ストロボがついてくるようにISOを普段の100から400まで上げてたんです。
カタログデータではISO400ならそれほどノイズが入る数値ではないのですが、100に比べるとやはり少〜し入るんですね。
普通の大きさで見る分には気になりませんが、大きくプリントすると多分気になると思います。

これからは200以上には上げないようにしようっと。
アカククリ幼魚


カメラ・レンズ NikonD810  AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G
光源      INON-S2000☓2
データ     F;13  SS;1/250  ISO400

フォトギャラリー・ナカモトイロワケハゼ&マダラテンジクダイ

2020/02/26    スタッフPhoto, 石垣島水中生物写真, ハゼ

久々のフォトギャラリー更新です。
石垣島名物のナカモトイロワケハゼを撮影する時は住処に他の生物も居ないかな〜っていつも思いながら写してるのですが、

結構いろんな生物が同居していることがあるんです。
タコにイカ、ヤドカリに他のハゼ(シライトベンケイハゼなど)、ホントに色々です。

この日は(秋だったか?)、水中に落ちてたビックルの瓶にナカモトイロワケハゼとマダラテンジクダイらしき魚が一緒に住んでました。
テンジクダイの仲間って、肉食なのに。。。 ナカモトイロワケハゼは食べられないのか??? 心配でしたが、その後何回か見に行ってもずっと同居していたので、多分捕食対象では無いのか、その時は摂食しない時期だったのでしょうね。

ナカモトイロワケハゼとマダラテンジクダイ

カメラ・レンズ NikonD810  AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G
光源      INON-S2000☓2
データ     F;7.1  SS;1/250

フォトギャラリー・タテジマキンチャクダイ幼魚

2019/07/03    スタッフPhoto, 石垣島水中生物写真, 幼魚・子供, その他魚

いつもタテジマキンチャクダイの幼魚を探す時は「できるだけ小さい子」を探すようにしていたんです。

小さい方が可愛いから♡  ・・と言うのがその理由でした。
できるだけ小さい子、できれば500円玉サイズ以下!! 、、で探すのが基本で、、
2匹居る時は迷わず小さい方を紹介していたのですが。。。

少し前にゲストさんがあまり小さくない子(笑)を撮影された写真を見てちょっと成長した子の方がキレイかも。。。
・・と思ったんです。

、、、で、チャンスが有ったので撮ってきました! すると。。

渦巻き模様が終わって、後方に水玉模様が出始める頃ってキレイじゃないか!
一見したところ、白と紺色しか無いように見えるのですが、少し光を弱めに当ててやると、
緑色やエメラルドグリーンになってとてもキレイでした。
ホワイトバランス補正を変えたのが良かったのかも(*^^*)

色んな方向から撮りましたが、少し後方から撮ったこの写真が一番気に入ってしまいました。
タテジマキンチャクダイ幼魚


カメラ・レンズ NikonD800  AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G
光源      INON-S2000☓1
データ     F;13  SS;1/250


フォトギャラリー・ゴルゴニアンシュリンプ

2018/01/31    スタッフPhoto, 石垣島水中生物写真, 甲殻類

昨年末に見つけたゴルゴニアンシュリンプことTozeuma armatum です。

20年ほど前は幻のエビ。。とか言われいてて、コレ見たさにデラワンまで行ったものです(笑)
今では日本の各地で見つかっていますが、自分はここ石垣島ではやっとこさ見つけたって感じです。

写真見ると分かる通り、長い体の割には脚が短く範囲も狭いため、カラマツに掴まる力が弱いのでしょうね〜。
うねりが入ってくるような環境だとあっという間に台風で吹き飛ばされしまいます。

よく見るとお腹に卵を抱えているのでメスだということがわかります。
近くにオスも居るのでしょうね。

ゴルゴニアンシュリンプ

フォトギャラリー・ミジンベニハゼの卵ハッチアウト

2017/11/16    スタッフPhoto, 石垣島水中生物写真, ハゼ

先日、ミジンベニハゼのハッチアウトを狙ってカメラ持って行ってきました。
ただ本当にミジンベニハゼなのかは・・・  ???  です。
色と形はミジンベニハゼそのものですが、成熟してる割に大きさが小さいのです。
、、ま、その話はまた詳しく考えるとして。。 今はミジンベニハゼと言うことにしておきましょう〜。  

前日にハッチアウト直前なことを確認していたのですが、、もしかするともうハッチアウトし終わってるかもしれません。
最後の最後は行って見てみないと分からないんです。

夏場エリアでナカモトイロワケハゼのハッチアウトを見ることはたまにあるのですが、ミジンベニハゼは滅多に現れないので、今まで産卵サイクルのデータを取ったことがありません。 でも極めて近い仲間なので、ナカモトイロワケハゼのデータを当てはめて考えると、今の水温だと産卵からハッチアウトまでは5〜6日です。

ハゼに限らず、卵を保護する魚類は主にオスが卵の世話をします。
産卵したてはそれが顕著で、卵の世話はほとんどオスしかしないのですが、卵が生育してきてハッチアウト直前になると、メスも世話に参加するようになります。

さて、肝心の撮影。。。
そーっと。。というか、暗くて見えないので、、ライト当ててファインダー越しに住処を観察してみると・・・
次の卵をお腹に抱えたメスも盛んにファニングしています。
ハッチアウトが始まると、親が稚魚を数匹ずつ口に含んで住処の外に出すんです。
ミジンベニハゼと卵

そのままファインダー覗き続けること10分。。。
お〜〜〜〜???? オスの口の中。。。
ミジンベニハゼと卵

ハッチアウトがはじまりました。

写真では分かりませんが、卵がプルプル動いてます。
ここからは早い(^^) 数分ですべての卵がハッチアウトするんです。
ミジンベニハゼと卵

できれば口に含んで出口に出てきて・・「ぺッ」って、コッチ向いてはき出した瞬間撮りたいのですが・・・
出てきてあっち向いて出してるやん〜〜〜(^^)
ミジンベニハゼの稚魚

これがはき出された稚魚。5匹位をはき出してます。
、、と言うことはペアで200粒の卵を、、と言うことは、20回ずつはき出してるって計算です。


コッチ向いてほしいんですけど。。。
流れの関係なのか???  この日は必ずあっち向いてペ、、です。
ミジンベニハゼのハッチアウト

ハッチアウトがはじまって7〜8分後。。。 ほとんどの稚魚が大海原に旅立っていきました。
メスのお腹は次の卵でパンパンです。 ・・で、よく見たら。。
ミジンベニハゼと卵

卵管も出かかってますね。
ミジンベニハゼと卵
ハッチアウトの数時間後には産卵するはずなので、、このまますぐ産卵するか?? とか言いながらずっと見てたら、減圧が数時間(笑)になってしまいますね。

「ご苦労さん〜〜〜」って声かかて、浮上しました。
ミジンベニハゼと卵






フォトギャラリー・ホタテツノハゼ

2017/03/23    スタッフPhoto

久しぶりにホタテツノハゼ見つけたもんで、写真撮ってきました。
以前撮ったのは僕の初代デジタルの一眼、、EOS20Dと言う古い機種だったので、今風(笑)のカメラで撮りたかったのです。

石垣はホタテツノハゼ撮るには日本で一番深い所(^^)なので、あまりリクエスト入らないんです。

ならば、是非撮ってみたいと思わせるような写真撮ってみようと頑張って粘りました。
ペアではなく単体でいるやつで尻ビレまで開くの撮るには、食事の瞬間のホバリングを狙わないといけないので、ハゼがリラックスするまでカメラ構えてファインダー覗いたまま・・じーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっと待つのがコツです。
ホタテツノハゼ

しかし、、、この子、雄か?雌か? よく分からない色ですね〜〜。
 
 
カメラ・レンズ NikonD800  AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G
光源      INON-S2000☓2
データ     F;11  SS;1/250

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