ちょっと面白い話
もしもの世界 その1  2004/01/12  
       の              

古今東西、いつでもダイバーに大人気のイザリウオ、
伊豆辺りで潜ると、1ダイブで5〜6匹見るのはアタリマエで、伊豆・和歌山・四国をベースに潜っているダイバーには普通に見られる魚と言っても良いでしょう。

このイザリ君、普段じっとして動かないし、ダイバーに見つかっても、つつかれてもひたすら「岩」になりきっているし。たまに動く時も「の〜」って感じなのですが、
本気で泳ぐ時は口から水を吸ってエラからジェット噴射で水を出して、それはそれは結構なスピードで泳ぎます。

この前、すごい流れの中で岩にしがみついていたら、ジェット噴射イザリが自分を抜かしてていき、「!!すんげぇぇ〜(@_@;)」と尊敬したことがありました。


そして、イザリは捕食(エサを捕まえるの)がとても早いことで有名です。
チョウチンアンコウみたいに、エスカ(疑似餌)を目の前にぷらぷらさせて、それにつられてやってきた魚を一気に丸呑みします。食べられた魚は「気が付けば胃袋の中」なのです。

そしてそのスピード、 1000分の5秒・・・ えーと200分の1秒。
ダントツの魚類、いや動物界一です。
2番目に早いと言われているオニダルマオコゼは50分の1秒、やはりダントツですね。


しかもイザリは、自分の体長の1.5〜2倍の魚でも丸呑みにしてしまいます。



もしもですよ、、、








もしも体長1.5m位のイザリウオがいたら人間も丸呑みですね。
そして。。。そのイザリがエスカ(疑似餌)に、お宝生物・・・
例えば日本には居ないはずのナントカハゼに
そっくりなモノでもぶら下げておけば・・・











********* ここは海底、 お宝ハゼ地帯のガレ場 ***********










一人。。。(何で一人だ?) のカメラ持ちダイバーが徘徊している。
彼はそんじょそこらのハゼには見向きもしない、
典型的なレア物ハンターでる。










そんな彼が探しているのは、いわゆるレア物ハゼ
彼は人が持っていないハゼの写真を写すことに命を懸けている。









ひたすら砂地を捜索する彼の視線はさながらターミネーターである。
彼に見つかったら最後、
そのハゼは超強力ストロボ光線を浴び続けることになるのだ。









水底を這う彼の動きがなかなか止まらない・・・
上から見るとゴキブリのようだ。













しかしここは深い、そろそろ時間切れか・・・
彼の右手に巻かれたコンピュータのアラームが鳴ったその時。











と、そこで彼の動きが止まった!








あきらめるのか?
い、いや違う。










何か見つけたようだ。   ???   !!!!



 ごぼごぼ


  おぉぉー この排気量


かなりのモノのようだ!





何ハゼだ?













うお?!?   !!!! 何だあのハゼは!!

ピコピコした動き、

○△□ハゼに似ているが、第一背ビレのなんとかが長くて、
模様のシマシマの間にはかすかに点々が・・・
             ↑テキトー

あれはまさしく・・・ グレートウルトラハゼだ!!
コレは日本初発見だ!






何としても撮影せねばっ!







緊張が走る











カメラを構える彼、




ストロボ角度も調整済み・・・さすがだ














じりじりとにじり寄る。     は早い!











あと30cm寄れれば。。。





















はうあ〜〜〜  ここで彼の必殺技、スーパーワープの術だ。
一気に間合いを詰めた!!



























  バクッ







ありゃ?彼が消えた・・



当の彼は・・・



 「ん? まっくら」






 「ここはどこだ?
 動けないよ






 「なんか回りに液体のようなものが・・・




 「おわ〜〜〜〜〜 手、手が溶けた。。。




人間もイザリのえじきです。
サメよりコワイですね〜。








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