大きければいいというワケではナイ   立派過ぎるのも×  

前回はオスは立派でハデで、ヒレも長くてヒラヒラの方がモテる!!



その方がメスにエッチの相手として選んでもらいやすくなります。







しかーし!







そんなオスの遺伝子を受け継いだ子供たちは当然ハデな子供が多く、
そのハデさがいつしか普通のレベルになり、さらに激しい競争を生み出します。





で、その競争を勝ち抜いた子供たちのオスはさらにさらにハデになり・・・
これを「性淘汰」と言いますが、




長い年月でどんどんオスはハデに大きく立派になっていき・・・





これからも、もっともっと派手になって、
そのうち十二ひとえみたいなハデなサカナとか、
ヒレが体の何十倍もあるようなヒラヒラが立派なオス魚が出てくるのでしょか?










・・・・・と言うお話でした。








ところがですね・・・。 









あまり派手すぎると、確かにメスに対して目立ちますが、


それは同時に捕食者に対しても目立つ


・・・ということになります。




おまけに、長いヒラヒラが付いていると、危険がせまったり、
他の魚に捕食されそうになった時に逃げ足が遅くなります。





子供を残す前に誰かに食われてしまうようなら本末転倒です。








ハデさだけでなく大きさについても・・・





大きくなりすぎると、その体を維持するため餌を食べてばかりしてなきゃいけなくなって、 エッチするヒマがなくなってしまいます。





それに大きすぎると環境の変化に対応しにくくなります。
危険な時に、隠れる場所も無くなるし、逃げ足も遅い。








と言う事は自然界において、「1世代だけ生き残る」
と言う可能性を考えたら・・・



適度な大きさで、地味で見立たず、流線型で、余計なヒラヒラがついてない方が
生き残る可能性が高いでのすね。 透明色とかで。。。





これを「自然淘汰」といいます。






でも自然淘汰を突き詰めすぎると・・・





「長生きはするが、モテないのでエッチできない(子孫は造れない)」
というジレンマに陥ってしまい、




かと言って性淘汰のみを突き詰めすぎると・・・





「メスにはモテるが、すぐに (子供を造る前に) 誰かに食べられてしまい、
長生きできない、(結局子孫を造れない)」、



という事態に陥ってしまいます。






何事もバランスが大切で、現在のオスの形態(大きさ・形)は
派手すぎず、地味すぎす、ヒラヒラしすぎず、なおかつ目立つ。
逃げ足にも影響しない・・・。




自然淘汰と性淘汰の絶妙のバランスの上に立った地点で
落ち着いているのですね。





しかし!唯一、一種のみ、この自然界の原理に整合しない進化をしている
生物がいます。



何と「人間」なんですねー。





人間だけは男性より女性のほうがおしゃれしてるし、化粧したりエステ通ったり、
容姿をハデに見せようとしていますね。 (たまに違う人もいるけど)



体毛が無くなる方向に進化したり、女性の方がハデになるように進化しているのは
自然の摂理から考えると説明がつかない出来事で、


未だに生物学のナゾになっているのです。





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