石垣島水中生物写真

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石垣島水中生物写真・カイガラカツギの仲間(チビカイガラカツギ)

2016/08/06    石垣島水中生物写真, 甲殻類

チビカイガラカツギ(多分)です(^^)

カイガラカツギの仲間はヤドカリにしては珍しく、2枚貝の片割や1枚貝を背負ってすヤドカリなんです。

昼間は岩の裏や下に身を隠していることが多くなかなかお目にかかれませんが、 夜行性なので夜になると出てきて食事したりと、、よく徘徊しています。

カイガラカツギの仲間

ゲストさんフォト・キンセンハゼの幼魚

2016/07/26    ゲストさんPhoto, 石垣島水中生物写真, ハゼ

最近ベラ&幼魚にハマりきっているドン☆タコスさん撮影のキンセンハゼ幼魚です。

ホバリングしながら微妙に向きを変えるので、なかなか真横からヒレ全開で撮るのは難しいんです。

でも、日頃からベラで鍛えてるだけあって(笑) さくっと3~4枚で仕留めてくれました。
色んな色が入ってて絶妙な美しさですね。
キンセンハゼ幼魚

ちなみに大きさは1.5cmくらいで、着底して数日後と思われます。
このステージ(大きさや模様)で居ててくれるのは1週間ほどなので、着底したらあっという間に大人の仲間入りですね。
毎年5月~7月が幼魚のシーズンです。

大人になるとこんな感じ。。。湾内から外海まで、、、色んな環境で生息しているハゼです。
金色の線なのでキンセンハゼ。。。分かりやすい名前だな~~。
でも正確には黒い体に金色の線ではなくて、、、金色の体に黒い線・・・なので、、、「クロセンハゼ」が正しいかも(笑)ですね。
キンセンハゼ
ドン☆タコスさま

フォトギャラリー・ウミヒドラの仲間

2016/05/17    スタッフPhoto, 石垣島水中生物写真, その他生物

たまに見かける紫色の綺麗なウミヒドラの仲間。
真っ白が一番多いのですが、赤や黄色、うすいピンク色など、いろんな色のバリエーションがあるんです。

こういう生物をいわゆる「生え物」と言います。
最近は「生え物」にかなり注目が集まっててフェイスブックでも「生え物倶楽部」っていうのががあるくらいなんです(笑)

ちなみにウミヒドラは植物ではなく動物で、しかもクラゲの仲間なんです。

ウミヒドラの仲間

カメラ・レンズ NikonD800  AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G
光源      INON-S2000☓2
データ     F;8  SS;1/250

石垣島水中生物写真・ネズスズメダイ(幼魚)

2016/05/12    石垣島水中生物写真, スズメダイ・クマノミ

ネズスズメダイ。。  浅〜〜〜い所に住む綺麗なスズメダイです。

成魚はただの灰色のスズメダイなんですが、、幼魚は青いラインが入ってて、とても綺麗んです。

ホントのホントに浅い所に住んでるので、普通に普通のダイビングポイントで潜っていたら・・まず見ることはありません。
生息域は満潮時に水深が1mくらいの所なので、 普段は干上がってたり、お腹擦って前に進めないような場所なんです(^^)

これからの季節、大潮の前半は午前中に潮が高くなるので、うねりが入っていなければ写しに行くことができます。
狙って行かないとまず会えない魚なので、リクエストがある方はお気軽に相談してくださいね。
ネズスズメダイ幼魚

フォトギャラリー・ウミウシとコペポーダ

2016/04/04    スタッフPhoto, 石垣島水中生物写真, その他生物

珍しくウミウシの登場〜、、と思いきや。。。(^^)
ウミウシに付くカイアシ類の一種(コペコーダ)です(笑) 真ん中の下に居るうさぎのマークみたいなやつね。
れっきとした動物で、うさぎの「耳」に見える部分は卵塊です。 卵塊がなければ見向きもされないかもしれないんですが、、、卵塊のおかげで「ミッキーちゃんだ〜〜」とか言って撮ってくれるゲストさんがけっこう居てくれます。

このコペちゃん。 ウミウシが体表に出す粘液を食べて生きているので、片利共生か?? 寄生か??? 判断が難しいトコロです。
ウミウシ本体から栄養を得ていたらまちがいなく寄生なんですが、 体表にだす粘液を・・・と言うのが微妙な所です。 

「ウミウシに付いとるんだ」、、と言うのが分かるように、触覚付近にいる所を撮ろうと粘ったのですが、、、ウミウシがゆっくり動く上に、コペも頻繁に素早く動くので、なかなか難儀でした。  たくさん撮ったのですが、全面がウミウシよりも右側に背景があって奥行き感がある写真のほうが良い気がしたので、それを掲載しました。
コペポーダ

カメラ・レンズ NikonD300s  Ai-AF Micro-Nikkor 105mm f/2.8
光源      INON-D2000☓2
データ     F;11  SS;1/125

石垣島水中生物写真・メナガオサガニ

2016/04/03    石垣島水中生物写真, 甲殻類

汽水域の浅い砂泥地に生息するメナガオサガニです。

目がぽよよ〜〜〜〜んって伸びてますね。
メナガオサガニ

こんなふうに伸びてるということは、決まった巣穴を持たずに、適当な場所で砂に埋まるように潜ってて、両目の先だけを真上に出して地表を伺っているのかと思いきや・・

ちゃんと巣穴を持ってて、その巣穴は横歩きのカニが入りやすいように地面に浅い角度で斜めに掘られてて、巣穴に入った状態で目を横に傾けて穴から外界を伺うように見てるんです。

なるほど〜〜〜。 観察するのって大切ですね(^o^)

それにしても面白い目だな〜〜〜。





 

石垣島水中生物写真・ハゴロモハゼ

2016/03/30    石垣島水中生物写真, ハゼ

マングローブが生えているような汽水域の浅い砂場に生息するハゴロモハゼ(写真はメス)です。
泥地と言うよりは、細かい砂地に生息するハゼで、確か和名の提唱は皇室だったような気がしますが、、、ハッキリとは覚えてません(^^)

ヒレがとても綺麗で立派で、本当に羽衣をまとっているようですね。 オスはもっと立派なんです。
透明度が悪い場所(2m)での撮影だったので、APSーCのD300sに40mmのマクロレンズで写しました。
フルサイズ換算で60mmですね。 なので距離は30cm位まで寄ったんです。

ハゴロモハゼ
ハゴロモハゼ  学名 : Myersina macrostoma

石垣島水中生物写真・フィコカリス シムランス

2016/03/27    石垣島水中生物写真, 甲殻類

ゴミみたいなエビ、、、フィコカリス・シムランスです。
海藻や海草、海ヒドラなどにくっついて、見事に擬態して隠れています。

見つけるのはそれほど難しくはありませんが、、、大きさ3〜5mm・・ローガンズには見えない大きさ(笑)なんです。

ブリーフィングでちゃんと言っておかないと、年齢層が高めの(^^)ウチのゲストさんにはいきなり見せても全然見えません(^_^;)
フィコカリス シムランス
リクエストがあればお見せしますので、、、遠慮無くどうぞ〜〜。

怒ったような、、びっくりしたような、、、目が面白いですね〜〜。
フィコカリス・シムランス

フォトギャラリー・ナカモトイロワケハゼ

2016/03/14    スタッフPhoto, 石垣島水中生物写真, ハゼ

石垣島の代名詞、ナカモトイロワケハゼ、幼魚です。
直径2cmほどの泡盛瓶の口から顔を出しているので、どれくらい小さいかがが分かりますね。

幼魚が見られるのは4月下旬〜6月くらいで、その後は皆さん成長して成魚になります。

ちなみにハゼの仲間の寿命はほとんどが約1年で、かなり短いんです。
寿命が短いということはそれだけ進化が早いということです。
だからハゼ科は多くの属と種があるんですね。

可愛い幼魚撮影を狙うなら春から初夏にお越しくださいね〜。

お口あ〜〜〜〜〜ん(^o^)
ナカモトイロワケハゼ

カメラ・レンズ NikonD300s AI-AF MICRO NIKKOR 105mm
光源      INON-D2000☓2
データ     F;5,6  SS;1/250

 

石垣島水中生物・Exyrias akihito(イトヒキインコハゼ)幼魚

2016/02/28    石垣島水中生物写真, ハゼ

やや深場の泥地に生息するExyrias akihito(イトヒキインコハゼ)幼魚です。

種小種名のakihitoと言うのは平成天皇のことですが、学名が付いたのは2005年頃で、記載したのは外国人です。
平成天皇の長年にわたるハゼ分類学への貢献に敬意を表してのことだと考えられますね。

このハゼ、なかなかの強敵で。。。
ダイバーやライトの気配を察すると、スススス〜〜〜っと、暗い所に隠れてしまいますので、撮影はかなり難しいです。

なので、ガイドが見つけて教えて・・という間に隠れてしまいますので、居る環境で自分で見つけて撮る方がよく撮れます。
パッと見はそれほど綺麗なハゼではないのですが、撮ってみると体の黄色い点が美しく、ヒレもゴージャスなんです。

そして、この子はまだ幼魚ですが、成魚になるともっとゴージャスになります(笑)

冬場のエリアでしか見ないハゼですので、撮ってみたい方はリクエストしてみてくださいね〜。

Exyrias akihito

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